JR松戸駅前を中心とする半径500mをコアエリアに設定して、まちづクリエイティブが運営するまちづくりプロジェクト『MAD City』。地域に残る空き家の利活用とクリエイティブ活動を結び付け、移住定住の促進に加えて、クリエイターの活動サポートや事業開発支援によってまちの活性化を図っています。プロジェクト開始以来、80件以上の空き家や空き店舗の利活用を成立させ、クリエイティブ層からDEWKSに至るまで幅広い世代や層に渡る、のべ200人以上の移住定住および事務所移転を実現しています。
MAD Cityでは民間企業ならではの取組として、従来のまちづくりに囚われない、地方創生分野でのさまざまな研究や実践を行っています。これまでまちづくりとの接点が曖昧になりがちであったアートプロジェクトをはじめとする芸術文化振興の取組や、リノベ―ション等の建築および住宅政策・不動産ビジネス、起業支援・産業振興、さらにアソシエーションデザインと称する独自のコミュニティ施策など、異なる分野を網羅して相互にシナジーする運営プロセスを実践している点が特徴です。