松戸発のオリジナル商品やサービスを開発・発信
シビックプライドを創造する新しいまちづくりの取り組み
千葉県松戸市のまちづくりプロジェクト「MAD City」を運営する株式会社まちづクリエイティブ(本社:千葉県松戸市 / 代表:寺井元一)は、松戸市民のシビックプライド醸成を目的として、市民が誇りを持てるような松戸発の独自なサービスやカルチャーを開発・発信する「MADE IN MAD(メイドインマッド)」プロジェクトを開始いたしました。
第一弾は、市内で唯一のクラブイベントスペース「FANCLUB」で開催されていた音楽コンテンツのオンライン配信事業「MAD VIBES」。10代20代のHIPHOPアーティストや、還暦を迎えているディスコ音楽DJなど、近年松戸で盛り上がりを見せている独自の音楽コンテンツをコロナ禍でも発信し、市内事業者のプロ化や起業を支援する企画で、クラウドファンディングを8月6日(木)0:00から開始いたしました。今後も続々と松戸発の「MADE IN MAD」なサービスやプロダクトをリリースいたしますので、ぜひご注目ください。
住民に愛されない街は、生き残れない時代に >>> 東京都内にもアクセスがよく、コンビニやスーパー、飲食店が立ち並び、買い物にも困らない松戸。これまで、このような利便性の前では「住民が街を愛しているかどうか」は、街からの転出に大きく関係することではありませんでした。しかし近年、「愛着のない街」から人が転出してしまうケースが増えています。
(*)三菱UFJリサーチコンサルティング株式会社が行った、一定規模以上の全国35自治体を対象に行われた「自分の住むまちがどれくらいおしゃれだと思っているか」という調査では、「おしゃれだと思っている」という回答が40%を超えた福岡市や柏市と比べ、松戸市はわずか6%の最下位でした。松戸市に移住してきた人々が、ライフステージの変化とともに転出する事例が予想されることも調査で判明しています。(松戸市議会議事録 : https://bit.ly/33xVUI2 )
街の利便性が高いだけで住民が定着する時代は終わり、転職・結婚・出産・子育て等、ライフステージの変化を主なきっかけに、新しい転入者ほどより自分の人生にふさわしい場所、愛着の持てるまちを選択するようになったのです。こういった流れはコロナ禍にあって、移住や多拠点居住をはじめ、さらに加速することが予測されます。また松戸市でもそういった対策に乗り出しており、弊社も協働しています。(松戸市ウェブサイト: https://www.city.matsudo.chiba.jp/shisei/keikaku-kousou/osharetorikumi/index.html )
MADE IN MADで発信していくこと >>> 利便性の高い街はいくらでも存在する中、これからの時代は「自分のまちのここが好きだ」と明言できる愛着を持ってもらうまちづくりが不可欠です。松戸市事業に関わるなかで、青山や原宿が代表するような設定された流行や洗練された意匠にもとづくお洒落さに追随するのではなく、取り巻く環境に対して独自に工夫するスタンスそのものこそ松戸に必要な価値観だと思い至り、弊社はこのプロジェクトをはじめました。
MADE IN MADプロジェクトでは、松戸市内全域を対象に、地元の事業者やクリエイターとともに、松戸ならではのサービスやプロダクト・企画を開発し、発信や販売に力を入れていきます。現在、下記の第1弾につづき、第2弾として松戸唯一のクラフトビール工場である「松戸ビール」のリブランディングプロジェクトが進行中。今後も松戸のオルタナティブな魅力を発信していく予定です。
第1弾は、松戸で密かに盛り上がりを見せる音楽シーンを発信 >>> 東京に隣接し、人口も50万人に迫ろうとしている都市である松戸市。その市内で唯一のクラブイベントスペース「FANCLUB」では、新型コロナウイルスの感染拡大に伴いすべてのイベントを中止してまいりました。今後は、クラブスペースをライブ配信会場と変え、松戸で独自に発展してきた音楽カルチャーをオンライン配信という形で発信していく「MAD VIBES」というプロジェクトを立ち上げました。2020年8月6日0:00〜にてクラウドファンディングを開始しています。
MAD VIBES クラウドファンディング