松戸駅前で低額の空き家管理サービスを開始
事業対象エリアを絞っている特徴を活かし、市場価格の1/3でサービス提供
千葉県・松戸駅前でMAD Cityプロジェクト(以下「MAD City」)を運営する株式会社まちづクリエイティブ(本社:千葉県松戸市、代表取締役:寺井元一、以下「弊社」)は、7月1日より空き家の管理サービスを開始します。空き家管理サービスは千葉県内で戸建9,000円・マンション7,000円程度が月額相場となっていますが、対象エリアを絞った事業展開および既存事業とのシナジーを活かし、月額3,000円(税込)での管理サービスを提供していきます。
空き家は全国的な社会問題とされ、空き家率の全国平均は13.5%にのぼりますが、松戸市でも13.1%が空き家となっており、今後さらなる上昇が予想されます。大人口を抱える松戸市ゆえ、空き家戸数でも千葉県内で3位であり、空き家問題の解決は急務となります。このような空き家は、「活用されない」ことにより悪化するという特徴があります。空き家は入居者が居ないことにより躯体をはじめとして傷みが発生し、いよいよ活用できない物件になってしまいます。そういった空き物件を、日常から手入れすることがオーナー様の資産運用のためにも、社会問題の解決のためにも欠かせません。
弊社はこれまで松戸駅周辺の約70戸の空き物件の活用を請け負い、事後の活用率(入居等)は100%を実現しています。これらの物件を管理すべく日常的にスタッフが巡回しているため、そういった日常業務の管理の知見を活かし、空き家を管理する新サービスを行うことが可能です。毎月、依頼物件を点検し通風・通水と報告を行いますが、本サービスは空き家の現状維持ではなく、物件としての活用を目指します。各物件、3年間限定でのサービス提供を予定しています。
空き家管理サービス概要
- 料金
- 1戸あたり月額3,000円(税込)
- サービス内容(3年間限定)
- 点検(雨漏り、ガラス割れ、不法投棄など)
- 通風(窓を一定時間開けることによる湿気・悪臭の対策)
- 通水(水道蛇口を流してトラップに注水することによる悪臭・虫の繁殖の対策)
- 報告(上記対策の結果報告)
- 活用企画の提案
- 対象エリア
- 松戸駅徒歩20分圏内(別紙参照)
MAD Cityについて
弊社は松戸駅前にてまちづくり事業「MAD Cityプロジェクト」を推進しています。
MAD Cityプロジェクトは、人に着目し、建物を新築せず、松戸駅前の半径500m圏で行う国内最小のまちづくり事業の一つです。
歴史や伝統を重んじて地元コミュニティと接続しつつ、新たに創造的な住民を集めることで刺激的なまちを生み出しています。具体的には古民家から元カップルホテルまで、空き家などを利活用した中古ストック活用を事業化しており、プロジェクト開始以来、4年を経て170人以上のクリエイティブ層を誘致してきました。