まちの記憶を残すプロジェクト「Documentary M」を開始。
多様な住民の集積を目指すMAD Cityにて、これまでの不動産賃貸の常識から離れた、特殊形式の物件提供を始めます。第一弾としてまちを題材とするクリエイター・研究者を対象に、審査結果に応じて家賃の優遇を行い、市場価格の最大1/10以下で物件を提供します。
株式会社まちづクリエイティブ(代表取締役:寺井元一、以下弊社)が千葉・松戸駅前エリアで地域活性のため取り組む「MAD Cityプロジェクト」では、「つづく世界をつくる」というビジョンのもとに、歴史や伝統を重んじながら、新たに創造的な住民を集めています。ひとつの「まち」の歴史を、そこに住まう人々の行いや姿が積み重なったかけがえないものとして残していくために、この度新たな取り組みとして「Documentary M」プロジェクトを行います。
「Documentary M」の名称は、「事実を記録した」という意味の「Documentary」と「MAD City」「Memory」「Monument」「Memento」の頭文字「M」を合わせた造語です。本プロジェクトはMAD Cityに映像作家、写真家など、記録に関わる専門家を誘致し、住民視点でこのまちの現在の姿を残していただける結果が生まれることを目指したもの。対象物件をMAD Cityが用意し、入居者を募集します。申込者と審査・面談を行い、弊社の評価に応じて賃料を決定しますが、最大に評価した場合は市場価格の1/10以下に設定する想定です。詳細は以下をご覧ください。
対象物件
- 物件名 MADマンション 503号室
- 交通 JR常磐線・新京成線「松戸」駅 徒歩5分
- 賃料 月額5,000円~30,000円
- 審査結果に応じて取り決め
- 市場価格55,000円(弊社実績)
- 面積 31.2㎡(間取り:1DK)
募集要項
- 募集人材 映像作家、写真家、研究者、リサーチャー、著述家など、記録に関わる専門家
- 募集期間 2015年12月1日から2016年1月10日
- 入居期間 入居開始から最大2年間
- 審査方法 書類審査(1次)のうえ、通過者と弊社と面談(2次)を実施
- 審査書類 プロフィール、制作実績、代表作品(郵送またはメール)
- 提出先 株式会社まちづクリエイティブ 「Documentary M」担当
- 〒271-0091 千葉県松戸市本町6-8 MAD City Gallery
- info@machizu-creative.com
- 審査内容 本プロジェクトの趣旨を鑑み、入居後の活動予定をご提案いただきます
- 物件募集ページ https://madcity.jp/madmansion_503/
MAD Cityについて
弊社は松戸駅前にてまちづくり事業「MAD Cityプロジェクト」を推進しています。
MAD Cityプロジェクトは、人に着目し、建物を新築せず、松戸駅前の半径500m圏で行う国内最小のまちづくり事業の一つです。
歴史や伝統を重んじて地元コミュニティと接続しつつ、新たに創造的な住民を集めることで刺激的なまちを生み出しています。具体的には古民家から元カップルホテルまで、空き家などを利活用した中古ストック活用を事業化しており、プロジェクト開始以来、4年を経て170人以上のクリエイティブ層を誘致してきました。