まちの記憶を残すプロジェクト「Documentary M」が始動。
まちを題材とするクリエイター・研究者を対象に、審査結果に応じて家賃の優遇を行い、「まちの記録」を行う人材を誘致するプロジェクト「Documentry M」。選考の結果、対象者を「マドリスト」の肩書でも知られる森岡友樹氏に決定しました。
株式会社まちづクリエイティブ(代表取締役:寺井元一、以下弊社)が千葉・松戸駅前で取り組む「MAD Cityプロジェクト」では、「つづく世界をつくる」というビジョンのもとに、歴史や伝統を重んじながら、創造的な住民を集め、エリアづくりを行っています。昨年より、住まう人々の行いや姿が積み重なったかけがえないものとして「まち」の歴史を残すプロジェクト「Documentary M」を開始し、1年間の条件で「記録に関わる専門家」を公募しておりました。この度、森岡友樹氏を対象者として採択したことをお知らせします。
森岡 友樹
対象者プロフィール
おもろ不動産ナイト・間取り図ナイト代表、物件ファン編集長/マドリスト
大学在学中に村上隆に見初められ10代でアーティストデビュー。 国内外で個展、グループ展参加。「MiO写真奨励賞 '98」 「写真新世紀 佳作’05」。独立後、主に企画の仕事をする傍ら不動産領域での活動も開始。面白い間取り図を皆で眺めて楽しむ「間取り図ナイト」は全国で延べ40回以上開催しほぼ毎回完売の人気イベント。 現在は『間取り図ナイト最終回ツアー』と題し、全国47都道府県を巡回中。2016年2月より、住む/住まない/買う/買わないなどに関わらず不動産物件を嗜むサイト「物件ファン」の運営を開始。
今後の活動予定
森岡氏はMAD City内の一室を活動拠点とし、主に写真を媒体に、交流会や参加型ワークショップを重ねながら、まちとそこに暮らす人々の姿を残すための活動を展開します。活動の成果発表として年に4回の発表を予定しており、初回の発表は2016年7月予定です。弊社からは居住スペースについて、市場価格を大きく下回る月額5,000円にて提供すると共に、企画のサポートを行います。
MAD Cityプロジェクトについて
弊社は松戸駅前にてまちづくりの活動「MAD Cityプロジェクト」を推進しています。このプロジェクトは人に着目し、建物を新築などすることなく松戸駅前の半径500m圏で行われる国内最小のまちづくり取組の一つです。歴史や伝統を重んじて地元コミュニティと接続しつつ、新たに創造的な住民を集めることで刺激的なまちを生み出しています。具体的には空き家を利活用した中古ストック活用を事業化しており、5年で190人以上のクリエイティブ層を誘致してきました。
このプレスリリースに関するお問い合わせ先
- 株式会社まちづクリエイティブ 担当:斉藤(さいとう)
- TEL:047-710-5861
- FAX:047-413-7542
- E-mail: info@machizu-creative.com