創作活動をまちに生かす、次世代型の地域創生プロジェクト

佐賀県武雄市のまちづくりプロジェクト「TAKEO MABOROSHI TERMINAL」

株式会社まちづクリエイティブ(本社:千葉県松戸市、代表:寺井元一)は、佐賀県武雄市の市街地エリアを中心に、新たな賑わいを創出する地域創生プロジェクト「TAKEO MABOROSHI TERMINAL」で運営しているクリエイター・イン・レジデンス「MABOROSHI STAY」の2016年度参加クリエイターを2組決定いたしましたことをお知らせいたします。

「TAKEO MABOROSHI STAY」概要

佐賀県武雄市のクリエイター滞在施設「MABOROSHI STAY」は、クリエイターの滞在と自主的な活動を支援しながら、ワークショップや勉強会を通して地元住民とつながり、単なる町おこしにとどまらない連携事業の展開を見据えて運営しています。

クリエイターの滞在施設には約30名を収容できるイベントスペースを併設。クリエイターの作品を展示するギャラリーや、地元住民や地場産業の方々との交流、創作活動に関連したワークショップ等のイベントを開催し、2016年度はすでに体験滞在として4組のクリエイターが訪れ、4度のイベントが開催されました。

太湯氏の作品「Bone and flower, landscape」

「TAKEO MABOROSHI STAY」2016年度参加クリエイターについて

佐賀県武雄市のクリエイター・イン・レジデンス「MABOROSHI STAY」の長期滞在型プログラムである「ロングステイプログラム」では、2016年11月より参加クリエイターの募集を開始。応募の中から2016年度の参加クリエイターとして、滞在中に福岡での個展も控えている現代美術作家の太湯雅晴氏と、佐賀県立武雄高校の元美術講師で美術作家の進佳那子氏が選出されました。

---ロングステイプログラムとは---

滞在期間 1週間〜3週間、交通費実費(上限あり)と制作補助が1日3,000円支給されるプログラム。

武雄温泉に開設されたレジデンスに滞在し、地元住民の交流会(自己紹介プレゼン有り)への参加、滞在の様子をWEBに寄稿、活動企画案の実行等の活動を予定している。

「TAKEO MABOROSHI STAY」2016年度 参加クリエイター プロフィール

現代美術作家 太湯 雅晴


公共性と創造性の関係をテーマに国内外で活動。社会制度に介入し、規制や因習、マナーといった約束事によって重層化されたシンタクスを組替える。

2008年にTokyo Midtown Awardで佳作受賞、2010年には財団法⼈朝⽇新聞⽂化財団からの助成を受け渋谷駅を舞台にした展覧会を企画。ベルリンで行われたグループ展「Think of ENERGY」やワシントンD.C.で開催された「2:46 and thereafter」への参加等、その活動は日本だけにとどまらない。



■滞在期間(予定):2017年2月11日~2月17日

武雄では現代美術作家ならではの尖鋭的な感覚をもって映像を中心に活動を行う予定。滞在期間中、福岡での展覧会にも参加予定で、福岡と佐賀県武雄市のアートシーンをつなぐ存在としても注目したいアーティスト。


美術作家 進 佳那子


アクリル絵具を使った絵画制作を中心に、美術作家として活動。「人間を肯定すること」を主題に制作活動を行い、中でも「個性派の子どもたち」に向けた作品作りに尽力している。進氏自ら考えるおとぎ話のような物語から生まれる作品が特徴。

2016年は全国各地のグループ展に参加するなど、精力的に活動を行っている。

■滞在期間(予定):2017年2月17日~3月3日

佐賀県⽴武雄⾼校で美術講師をしていた経験がある、武雄に縁のあるクリエイター。佐賀県にいた際のネットワークを活かした活動を予定。

なお、クリエイター・イン・レジデンス「MABOROSHI STAY」では、2017年1⽉6⽇(金)に第2回選考、2017年1⽉20⽇(金)に第3回選考を⾏います。また、渡航費や日当等を支援するロングステイプログラムの参加クリエイターは本年度残り1組を選出する予定で、短期滞在型のショートステイプログラムは随時滞在クリエイターの募集と受け入れを行います。

詳細 ▶ MABOROSHI STAY 滞在クリエイター募集のお知らせ

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