独自の姉妹都市ネットワークを構築、春秋航空日本の協賛で実現
留学プログラム初の参加者に国内外で注目を集めるサウンドアーティスト・大和田俊を選出
全国各地のエリアブランディングやエリアマネジメントを手がける株式会社まちづクリエイティブ(本社:千葉県松戸市、代表:寺井元一)は、千葉県松戸市内のまちづくりプロジェクト「MAD City(マッドシティ)」と佐賀県武雄市内のまちづくりプロジェクト「TAKEO MABOROSHI TERMINAL(タケオマボロシターミナル)」の運営エリアを仮想の姉妹都市として、両まちづくりエリア内を拠点に活動するクリエイターを対象に、新たな制作環境の提供と地元産業との交流を目的とした国内留学プログラムを開始しました。
株式会社まちづクリエイティブで運営している千葉県松戸市内と佐賀県武雄市内のまちづくりプロジェクトでは、独自に設定したまちづくりエリアへのクリエイター誘致や活動支援を行いながら、地元産業との交流や連携に力を入れた活動に取り組んでいます。
今回の国内留学プログラムは、九州佐賀国際空港と成田国際空港をつなぐLCC・春秋航空日本からクリエイター3名分の往復航空券の協賛を受けて実現。本プログラム1人目の留学生として千葉県松戸市内のまちづくりエリアを拠点に活動し、2017年には作品が文化庁メディア芸術祭審査委員会推薦作品に選ばれるなど、今後の活躍が期待されるサウンドアーティスト・大和田俊が2月21日より佐賀県武雄市内のまちづくりエリアに訪問滞在予定です。
本プログラムにご参加いただくクリエイターの方々には、佐賀県武雄市内のまちづくりプロジェクト・TAKEO MABOROSHI TERMINAL(タケオマボロシターミナル)で運営しているクリエイター・イン・レジデンスにご滞在頂き、武雄市で地元の歴史文脈に触れ、地元住民の方々と交流して頂く機会を提供します。
国内留学プログラムでは参加クリエイターにスピーカーとなって頂き、訪問先で交流会やワークショップ等を開催。いつもと違うエリアで活動することが双方にとって刺激となり、新しいアイデアが生まれることを期待しています。
また、株式会社まちづクリエイティブでは本取り組みをきっかけに、千葉県松戸市内から佐賀県武雄市内へと訪問滞在する今回とは逆に、佐賀県武雄市内から千葉県松戸市内にクリエイターが訪問滞在する機会を設け、将来的には民間主導での姉妹都市ネットワーク構築につなげていきたいと考えています。
国内留学プログラム参加アーティスト
大和田俊 プロフィール
 1985年栃木県旧栗山村生まれ。2012年東京藝術大学大学院美術研究科先端芸術表現専攻修了。主な個展に「Paleo-Pacific」(2016年、トーキョーワンダーサイト本郷)、「unearth」(2015年、NTT InterCommunication Center)。グループ展として「裏声で歌へ」(2017年、小山市立車屋美術館)、「Malformed Objects」(2017年、山本現代)、Sound Reasons Festival(2016年、1Shanti Road、インド)などに参加。第20回文化庁メディア芸術祭審査委員会推薦作品(2017年)。Tokyo Experimental Festival vol. 9 最優秀賞受賞(2014年、トーキョーワンダーサイト)。